脳腫瘍治療〜入院13日目(ついに回復の兆し but...)〜
謎にストーリー風に開始する本日の記事です。
手術から8日目。
この数日、わたしには小さな目標がある。
それは手術後できていない「シャワーを浴びること」!!!
そしてこの日はシャワーできる曜日…(ゴクリ)
朝トイレに行ってみると、辛いのは変わらず辛いけど、少し症状がマシになった気がした。
次に、ベッドの上半身部分のリクライニングを起こしてもたれてみた。
ちょっと気持ち悪いけど、昨日より状態良くなってる!
コレなら…シャワー室に椅子はあるし、座ればギリイケる…!!!
そう判断して、看護師さんに作戦決行の相談をした。
刻一刻と迫るシャワー時間…
きっと長い座り時間には耐えられないので、いかにして最短時間&工程でシャワーを終えるか…
洗いやすいシャンプー(無論、コンディショナーは捨てた。笑)、ふきやすいタオルはどれだろう…とかナントカ作戦を立て、無事シャワー完了。
シャワーできて良かったけど、とにかくハードでスッキリ感はあまり感じられず。
もはやスポーツだった。
さて、こんな感じで午前中に一仕事を終えたわたしは謎に疲労がたまり、お昼からはしばらく爆睡。
そして、午後になるとなんと
症状なく立ち上がれるようになっていた!!!!!!
長かった…本当に長かった…
自然に治癒するとは聞いていたけど、こんないきなりだとは。笑
やった!!やっとだ!!と喜んでいたところ、症状の影響なのか?分からないけどとにかく喉が乾いた。
そこで看護師さんにペッドボトルを買ってきてもらおうとお願いしたところ(まだふらつくので一人ではいけないのです)
わたし「これ・・・そのこれ・・・・えーと・・・・」
なんと、言葉が出てこない。
一応手術前の医師からの説明で、わたしの手術場所は脳の中で記憶関係の機能を果たしている部位なので術後に一定期間記憶能力が悪化するかもとは聞いていたのですが、まさかこの時に発症するとは…。(立ち上がれてテンション上がったからなの…?脳、謎すぎる!)
心配して看護師さんや先生方が「これ、何?」と色んなものを指刺してクイズ出してくれました。笑
(この日は回答ほぼ分からず。。)
今でもこの日のことは謎ばかりで、記憶力というより会話能力が欠如してしまった感覚。
前まで読めていた言葉や単語が読めないっていうのはとても不思議だったなぁ。
心境としては、びっくりしたけど「分かるんだよ…分かるけど言葉が出てこないのよ…!!」と心の中で思ってましたし、一人の先生が、わたしのiPadスタンドを指刺して「これ何?」って聞いてくれたんだけど、「それは通常時でもわりと高度だよ先生!!」って心の中でツッコむくらいに心は元気でした。
※ちなみに手術前の説明通り、現在も一定記憶力は回復待ちですが、この日よりはかなり良くなりました。
謎に激しいボキャ貧状態にはなりましたが、髄液漏れの症状からやっと回復できたこの日。
退院に向け、体力回復頑張るぞ〜!!