もーいブログ

脳腫瘍の闘病記録に始まり日常とか

脳腫瘍治療〜海綿状血管腫〜

少し時間が空いてしまいました。

さて、脳腫瘍の診断結果の詳細について。

 

2回目の受診でMRI撮影を行い、わたしの脳腫瘍は恐らく「海綿状血管腫」という種類のものだろうと診断されました。(7〜8割くらいの確率。最終結果は病理検査を行う必要ありとのことでした。)

わたしも初耳でしたが、異常を起こした血管のかたまりのことらしいです。

 

慶應義塾大学の解説ページとても参考になりました↓)

www.neurosurgery.med.keio.ac.jp

 

幹部は左側頭葉、海馬の近くでした。

体力的に無理したことが影響で海綿状血管腫の部分が出血を起こして、その影響でてんかん発作が起き、意識をなくしてしまったと思われます。

 

治すには、開頭手術をして海綿状血管腫を取り除くしかないとの診断でした。

(まさか頭を開くことになるとは思ってなかったので、とにかくびっくり。)

海綿状血管腫は脳腫瘍の中では良性の部類なので、取り除けば再発の可能性もなく(別の部分にできちゃったら話は違うけど)治療は終了する予定。

ちなみに、これまで発作などの症状が出ていなかったので、暫く経過観察をして症状が出ず腫瘍が急激に大きくならなければ手術を先送りするという選択肢もありました。

(でもてんかん発作防止の薬は毎日飲まなきゃダメ)

 

海馬の近くにできてしまっていることから、手術をすると記憶力が一時的に下がってしまうリスクがありました。

記憶力が下がると仕事などの日常生活にも影響がありそうで、手術すると決断するまでとても悩みましたが、今後の生活を考えると今が一番手術しやすい環境だなと思い、手術することに決めました。

あと、腫瘍が大きくなる可能性はあっても小さくなることはないしなぁと。

(わたしは生活に時間的な余裕があったのですぐ手術をするという選択をしたけど、ここは人それぞれなんだろうなあと思います。)

 

わたしが今回の経験をした中で思っているのは、手術するかどうかを決断をするにあたって、自分なりに調べてみること、周りにお医者さんの友人がいるなら相談してみること、の二点はして良かったなと。

初めは脳のことなんか分からない!調べても意味ない!って思考停止しちゃってたので…。

(インターネット上の情報は正確なものかきちんと判断する必要はありますが^^;)

情報をたくさん集めることで、何となくではなく、自分で納得した結果で進められたと思います。

 

6〜7時間もかかる大変な手術をこなしてくださったお医者さん、看護師さんには感謝しかありません。

この気持ちを忘れずに、謙虚に生きていかねばと思う日々です。(何この締め方?笑)